難民雇用で採用の社員が技人国ビザを取得
昨年5月に弊社が採用したコンゴ民主共和国出身難民の社員Nが、このたび「技術・人文知識・国際業務(技人国)」ビザを取得し、在留資格を変更しました。
弊社は「世界中の人々の雇用環境の創出を通じ、心物両面の豊かな社会の実現」というミッションのもと、国内外の様々な地域において、仕事を求める外国籍の方の雇用を創出しています。そのような中、昨年5月、縁がありNの採用に至りました。
Nは母国であるコンゴ民主共和国で情報系の大学院を卒業し、ITエンジニアとして活躍していましたが、不安定な政治環境のため母国にいられなくなり日本へ避難。その後、難民と企業のマッチングを行うNPO団体「WELgee」によって、日本語のトレーニングをはじめ、日本で働くためのさまざまな支援を受け、弊社で新たなキャリアをスタートさせました。
現在はIT関連の業務を担当し、弊社が展開する外国人専門の転職サイト・エージェント「Bluee」のWebサイト立ち上げに携わるなど、自身の専門性を存分に発揮。さらに、アフリカ進出を計画する弊社の新規事業にも積極的に関わっており、すでに弊社にとって欠かせない存在となっています。
Nの事例は、難民という状況にあっても、外国籍の専門家が日本の企業で能力を発揮し、自身のキャリアを高めることが可能であることを示しています。
弊社は今後も国籍やバックグラウンドを問わず、幅広く国際的な人材を採用していく方針です。