シティコンピュータ株式会社にOKRが導入されました!
みなさん、こんにちは。1月も終盤、受験真っただ中ですね。受験生や、受験生が周りにいる方は、落ち着かない日々を送っているのではないでしょうか。今年は感染対策も必要で、例年以上に大変な日々を送っていらっしゃる方が多いかと思います。受験生のみなさんが、ご自身の力を最大限発揮できるよう、祈っております。
目標はありますか?
受験勉強は、志望校に合格することが一つの目標でありゴールですが、会社で働いていると、ゴールになるようなものが見えづらく、モチベーションの維持が難しいと感じることがあるかもしれません。自分自身、一つ一つの締め切りを目指して働いてはいても、単調な仕事になってしまうことがあります。働きがいに直結する問題ですので、長いスパンでの目標や評価の指標があった方が働きやすいと感じる方は多いと思います。
そこで、そんなモチベーションの問題を解決してくれそうな人事評価制度が、昨年よりシティコンピュータに導入されました。人事評価制度は、社員の貢献度をはかり、貢献度によって報酬を変動させる仕組みです。時間当たりの生産性を上げ、会社により貢献した社員が、より報酬を得られるようになります。
人事評価制度にも複数の方法があり、今回シティコンピュータが取り入れたのが、日本での導入例も多い、「OKR」という人事制度です。
OKRとは?
OKRは辞書によると、
”OKR(Objective and Key Result)とは、組織における目標管理制度の手法のこと。「オーケーアール」と読む。組織全体としての目標を達成するために、個々がどのような成果を目指すのかという具体的な指標を定めて行動していくことをいう。(以下省略)”
と記載されています。(出典:Weblio辞書(実用日本語表現辞典))
Objectives and Key ResultsのObjectivesは組織の目指す「目標」を、Key ResultsはObjectivesを達成するための具体的な指標である、「主な結果」を表しています。Objectivesが数値などでは表されない定性的ものであるのに対し、Key Resultsは数値的に測れるものを定めます。
目標管理制度にも複数の手法がありますが、その中でもOKRは、組織全体としての目標を定めて、それに対して個々人がそれぞれ組織全体の目標を達成するための目標を設定します。ただ目標を設定するだけだと、個人が目標を作成する場合、達成しやすい目標を立てるようになってしまう場合もありますが、大きな全体の目標があるために、そういったことが起こりにくいことが特徴です。
また、レビュー期間が短期間なのも、OKRの特徴です。頻繁に達成度を確認しなければ、目標を立てる効果が薄れてしまいますので、少なくとも四半期に1度は振り返りを行うとされています。シティコンピュータでは、もっと短いスパンで、1on1の面談を行っています。
そして、目標といえば100%達成すると成功とされやすいですが、OKRの場合は、不可能ではないが達成できるかどうか難しい、というラインの目標を設定し、70%達成できれば成功と考えるのが、他の評価方法とは大きく違うところでしょう。
1990年代後半に、IntelやGoogleに採用されたのを皮切りに、全世界の企業で取り入れられるようになりました。日本でも、最近では大企業を含む多くの企業で取り入れられています。
シティコンピュータがOKRを導入した理由
「会社の成長=社員の成長」となる企業にしたい。
シティコンピュータがOKRを導入した理由です。
シティコンピュータ株式会社は、開業当初和歌山の一企業でした。従業員10名で始めた会社が、海外進出をはたし、東京をはじめ複数の地域に支社を設け、拡大を続けて、現在に至ります。シティコンピュータで働く人も、どんどん増えていきました。そんな中で、会社組織のニーズ(目標)も、社員一人一人のニーズ(目標)も、見えづらくなってしまいました。
そこで、シティコンピュータは、OKRを導入することによって、社員の仕事の状況をより把握できるようにし、会社と社員の双方がニーズ(目標)を叶えることのできる企業になりたい、と希望しています。目標を設定し、定期的に1対1の面談による行動評価や定量評価を行うことにより、社員と会社との間で価値観を共有し、会社は社員の業務を把握、悩みなどがあれば素早く解決するということを可能にしたいと考えています。
シティコンピュータの使命と将来像、そして価値観
ホームページの企業情報でもまず掲げているのが、ミッション(使命)、ビジョン(将来像)、バリュー(価値観)です。
OKRを導入するにあたり、シティコンピュータが目指すものを明確化する必要があります。
ミッションは、社会に対してどう貢献したいのかを定めたもので、シティコンピュータのミッションは、「世界中の人々の雇用環境の創出を通じ、心物(しんぶつ)両面の豊かな社会の実現。」です。
雇用環境の創出と言えば、今までなかなか職が多くなかった地方都市での雇用や、通常の働き方では働くことが難しい方へのサポート体制と就労環境を整えることなどを思い浮かべがちですし、実際にそういう側面もあります。しかし、それだけではなく、例えば個人の働きやすい環境を整えていくことも、雇用環境の創出と呼べるでしょう。
会社の目標を達成するための個人の目標を設定することがOKRでは求められますが、その個人に合った目標が立てられて、よりその社員が力を発揮できる、働きやすい環境へと、対話を通して整えていくことができれば、それも雇用環境の創出とシティコンピュータは考えます。
OKRを用いて、シティコンピュータの社員一人ひとりが働きやすくなれば、心物(しんぶつ)両面の豊かな社会の実現の第一歩となるかもしれません。企業にとって、OKRの持つ役割は大きいです。
まとめ~担当者の私感~
実は、ブログを担当させていただいている社員も、個人の事情に合わせて雇用環境の創造を行っていただいたことにより、シティコンピュータで働けるようになりました。働ける喜びを持って、一緒に働いている仲間と共に、シティコンピュータ株式会社がもっとみなさまのお役に立てるように、日々、頑張っています。
世界中で同じように、自分に合った雇用環境のもと、社会に貢献しようと働ける人が増えることを、楽しみにしています。シティコンピュータで一緒に働けたら、さらに嬉しいです。
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