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日常から考える災害時のリスク。文書の電子化で会社の情報資産を守る。

日常から考える災害時のリスク。 文書の電子化で会社の情報資産を守る。

2023年が始まりすでに2月ですね。もうすぐ1年間の6分の1が終わると思うと、あっという間に時間が過ぎていくことを感じます。また、今年の降雪の多さには驚きを隠せません。海外へ向かう機内でこのブログを書いていたのですが、当日の朝も雪がちらちら舞っていて、関東では雪に対する注意が呼びかけられていました。先月には、「10年に1度」とされるこの冬一番の寒波が日本で猛威を振い、人々の生活に大きな影響を与えたとのニュースが流れました。

日常における災害への備え

降雪地域の方々やウインタースポーツをされる方は、12月にもなれば車のタイヤをスタッドレス(冬タイヤ)にしたりチェーンの準備をしたりしているかと思います。彼らは当たり前のように雪に対する備えを行い、いつ雪になっても大丈夫なように日常を過ごしています。

企業の場合は、台風や地震などの自然災害が発生した場合の備えとして、防災用ヘルメットや備蓄品などを常備しているケースが多いと思います。東京都では3日分の水・食料・その他必要物資の備蓄が努力義務となっています。

災害はいつ発生するかわかりません。私自身も何年か前の大雨の際に、住まいが河川氾濫の可能性があるエリアとなったため、家族で避難をしたのを覚えています。

新しくなった会社の自販機が、災害時にも役立つものだった

今年、私のいる東京オフィスの自販機が新しくなりました。決済方法が現金にプラスして電子マネーやスマホ決済ができるようになり、デスクに財布を取りに戻る機会が減ったことが個人的な嬉しいポイントです。

それよりも注目すべき機能は、停電の際に自家発電(ハンドルの手回し)で自動販売機が使用できることです。災害の備えとしてたくさんの飲料水を備蓄するのは、スペースの確保等の大変な面がありますが、この自販機は災害時に電気が来ていない場合でも飲料水の購入ができるため、備蓄代わりにもなります。

ビジネスにおける災害への備え:BCP対策

皆さんはBCP対策という言葉を聞いたことあるでしょうか?

BCP(事業継続計画)とは、企業が自然災害・大火災・テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。

事業資産の例として、情報資産が挙げられます。「特定の場所でしか情報を保有していない」、「キャビネットの紙原本でしか管理をしていない」などが災害時おける損害につながるリスクであり、対策が必要な状態と言えるでしょう。

BCP対策に対応したデータ入力の仕組み

シティコンピュータにはデータ入力を実施している拠点を全国に持っています。東北・新潟から始まり関西・鳥取・福岡まで、全部で8拠点です。

データ入力の仕組の1つに、BCP対策に関するものがありますのでご紹介いたします。ある入力の仕組は、それぞれの拠点のオペレーターの方がまるで同じ拠点で作業をしているかのようにデータ入力をしているように運用できます。

この運用の利点としては、仮にどこかの拠点が自然災害等に見舞われた場合に、お客様からお預かりした業務を他拠点のオペレーターが業務量をカバーができるため、滞ることなく業務を遂行することです。

まとめ

シティコンピュータではデータの保存や、紙の書類でしか保管がないなどのお困りごともお手伝いができます。BCP対策を含めた電子化に関するご相談も承ります。ぜひお気軽にお問い合わせください。


スキャンサービスを利用してBCP対策。会社の情報資産を電子化して守る。

スキャンサービスを利用してBCP対策。会社の情報資産を電子化して守る。
シティコンピュータのスキャン代行は、プライバシーマークやISMSの認証を受けたセキュリティ管理の中で原稿を適切に取り扱うため、安心してご利用いただけます。電子化のプロが提供するサービスで、BCP対策も含めたスキャン後のデータ活用についてもご提案できます。
最新鋭のスキャナーが複数導入されており、熟練の専門技術者が作業を行っているため、納品の早さも期待できます。ミスがないよう品質管理が徹底されている点も魅力です。
また、付随するサービスも充実しています。特に専門のDXセンターにおける文書保管サービスは、新たに保管サービスなどに送る手間も無く嬉しいサービスです。紙の原本と電子化データを分散管理することはBCP対策になります。