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【社員参加企画】シティの窓辺から~ミャンマー出身社員Pさんに訊く

みなさんこんにちは。まだまだ暑い日が続いていますね。今年は家にいることが多かったので、家で楽しめる飲み物を様々作りました。特にお気に入りは、レモン汁を炭酸水で割っただけの飲み物です。さっぱりして、作業中の気分転換によく飲んでいました。酸味は疲労回復効果も期待できるそうなので、夏バテの方にもおすすめです。

さて、今回はシティコンピュータで働くミャンマー国籍の社員、Pさんにお話を聞きました。Pさんは、プログラミング等を学んでおり、ミャンマーの大学院を修了した後、来日しました。日本でも日本語学校やコンピュータ関連の専門学校で学び、現在は、シティコンピュータでヘルプデスク業務を行っています。

趣味は読書に勉強、料理とパン作りという、努力家です。好きな食べ物を伺ったところ、ミャンマーの食べ物である、モヒンガー、ミャンマーページョ、油そばの3つを挙げてくれました。モヒンガーはミャンマーの国民食と言われる麺類だそうです。油そばも人気のあるメニューらしく、どちらの料理も都内のミャンマー料理店でよく出されているようです。なお、日本の食べ物だと、つけ麺と焼き肉が好きだそうです。

シティコンピュータで働くようになるまで

Pさんは、ミャンマーで大学院を修了し、教師になりたいと思っていましたが、教師の職が見つからず、日本に働きに来ることになりました。Pさんが小さいころ、従姉妹のお姉さんが日本に来たことがあり、その方から日本の話を聞いて、いつか行ってみたいと思っていたそうです。

日本の魅力を伺ったところ、都会は公共交通機関が大変便利で、どこに住んでいたとしても、色々な場所に行くことができますし、田舎の方はちょっと不便だけれど、その分家賃が安く、景色と空気がとてもきれいなので、ドライブをしても楽しいとのこと。日本で働くことによって、異なる文化を体験することができ、日常生活にも伝統的な習慣や物が溢れているので、日本に住んで働くことは魅力的だそうで、今後も日本で働き続けたいと考えているそうです。

ミャンマーについて知りたい!

ブログ担当は、ニュースでも最近よく取り上げられているミャンマーという国に興味がありまして、どんなところかを伺ってみました。

正式名称は、ミャンマー連邦共和国。通貨はチャットで1000チャットがおよそ80円です。物価は非常に安く、屋台での食事やビールがどちらも100円程度だそうです。言語はミャンマー語が公用語ですが、英語は必修科目ですし、日本語を話す人も意外と多いです。

日本との時差は2.5時間。ミャンマーは暖かい国で、季節は夏、雨期、冬の3つです。シーズンとして、乾期、雨期、酷暑期に分けられ、乾期は12月~4月、雨期は5月~10月、酷暑期:3月~4月です。ベストシーズンは、気温が下がり、天気が良い12~2月とのことですが、Pさん曰く、雨期は観光客が少なく、雨が降ったとしても1~2時間程度で止むことが多いので、観光するなら意外におススメとのことです。

水道水は飲めないので、飲み水はミネラルウォーターの購入が必要です。また、大半のミャンマー人は敬虔な上座部仏教徒なので、より良い来世を迎えるために、日ごろの行いを善くし功徳を積むことに熱心です。そのため、誰かを助けたり寄付をしたりすることに抵抗がないです。仏教の教えはミャンマー人の人柄にも表われていて、穏やかで真面目、控えめな国民性となっています。

ミャンマーでおススメの場所は?

ミャンマーの魅力を聞いたところ、5つの場所を教えてもらいました。旅行に出かける際には、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

1. バガン遺跡(UNESCO 世界遺産登録)(マンダレー管区)

バガンは、マンダレー地方域にある地名です。カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドゥールとともに、世界三大仏教遺跡のひとつと言われ、イラワジ川中流域の東岸の平野部一帯に、大小さまざまな仏教遺跡が林立しています。日中は日差しが強く、とても暑い一方で、朝晩は冷え込みが激しいバガン地区の気候は、朝早く起きるお寺の生活にピッタリです。

おすすめの過ごし方は、毎朝早起きをし、コーヒーを片手にバガン遺跡を鑑賞すること。朝靄に包まれる無数の仏塔群上空をゆらゆらと飛行する熱気球の風景はどこか儚く、とても美しいです。日中はとても暑いので観光中疲れたときはパヤーでひと休みするのも良いですね(パヤーは、仏像、仏塔などの総称)。丘の上のカフェで、飲み物片手に景色を眺めつつ、物思いにふけるのはとても贅沢な時間です。日没時には飲み物を冷えたビールに変え、刻一刻と色が移り変わる仏塔の美しさを堪能するのも良いでしょう。

たくさんの人がお祈りに集まる豪華絢爛な仏塔から、まったく人の手が加わっていないひなびた仏塔まで、その時の気分に合わせてお気に入りの場所を見つけられる、そんな穏やかな時を過ごせる場所がバガン遺跡です。

2.インレー湖(シャン州)

インレー湖は、ミャンマーのシャン丘陵に位置する淡水湖で、シャン州タウンジー県ニャウンシェ郡区にあります。ビルマ語で「イン」は湖、「レー」は4を意味しており、その昔、4つの小さな湖だったものが、湖の近くに住む鬼によって水路で繋げられ、大きな湖になったという伝説が残っています。

3.シュエダゴン・パゴダ(Shwedagon Pagoda)(ヤンゴン管区)

シュエダゴン・パゴダはミャンマーのヤンゴン中心部にある寺院です。この世に現れた3尊の菩薩の遺体の一部が納められていると信じられており、重要な聖地とされています。

4.マハムニパゴダ(Mahamuni Pagoda)(マンダレー管区)

ミャンマー中部の都市マンダレーにある仏教寺院で、市街南郊に位置します。コンバウン朝のボードーパヤー王が建立した寺院で、高さ4メートルのマハムニ仏を安置しています。19世紀末に仏塔は火災で焼失しましたが再建されました。参拝者の寄進により、金属製で焼失を免れた仏像は金箔で覆われています。

5.チャイティーヨー・パゴダ (Kyaiktiyo Pagoda)(モン州)

チャイティーヨー・パゴダは、ミャンマーのモン州にある仏塔で、仏教徒の巡礼地として知られる場所です。

日本でお手軽にミャンマーを味わうなら…

日本でミャンマーを感じられるところは?と聞いたところ、お寺が多いという点では奈良、気候が似ているのは沖縄とのことです。また、東京では高田馬場にミャンマーの方が多く住んでいるそうで、ミャンマー語で話している方も見かけるそうです。ミャンマー料理店や、ミャンマーの調味料を販売する店もあるらしく、ミャンマー料理を食べてみるにも、高田馬場が良さそうです。

今後の夢は?

さて、ミャンマーからPさんに話題を戻して、Pさんの将来の夢について聞いてみました。

ネットワーク、コンピュータハードウェア、ソフトウェアに関しての知識を深め、仕事のできる人間になりたい、とのことです。また、シティコンピュータでやりたいことを聞いてみたところ、「自分ができる仕事であれば、なんでも頑張ります」とのことで、頑張り屋さんなところが全面に出た答えだと感じました。シティコンピュータのみんなと一緒に頑張りたいとのことで、これからのヘルプデスクチームに期待です。

ミャンマー料理のレシピ

料理もお好きだというPさんに、ミャンマー料理のレシピも聞いてみました。

〈ミャンマー料理 簡単過ぎる!エビ料理☆〉

●材料 (3~4人分)
・海老15匹~20匹
・たまねぎ1個(みじん切り)
・ニンニク3カケ(みじん切り)
・トマト1個(角切り)
・ショウガ(ニンニクと同量)
・サラダ油 50cc
・ナンプラー大さじ3杯 (又は、和風だし 大さじ一杯)
・パプリカパウダー 少々
・ターメリック  少々
・塩少々
・水適量

●作り方
1.タマネギ、ニンニク、ショウガはみじん切りに。トマトは角切りにエビは頭を残して、胴体の殻だけを取り、背綿を取りましょう!

2. 大きめのナベに油を入れて、みじん切りしたタマネギ、ニンニク、ショウガ、角切りしたトマトを入れてよく炒めましょう!
その後パプリカ、ターメリック少々を入れて色付けします。

3. エビを入れて、ナンプラーと塩を入れてナンプラーの香りが出るように炒めたら、(ナンプラーの代わりに和風だし使用してもオーケーです)エビが半分くらい隠れる程度水を入れます。

4.エビに火が通り、水気がトロっとしてきたら味見をして、薄ければナンプラー(又は和風だし)を多めに入れて、味を調節してください。

これで完成です!

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