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【フィリピン支社】英語関連事業のご紹介

みなさん、こんにちは。関西圏は梅雨入りしましたね。雨ばかりで湿気が多く、気分も憂鬱になりがちです。そんな時、ブログ担当は、雨具で気分を変えます。可愛いプリントがされた傘を使ったり、ふわふわのタオルを使ったり、カバンもコーティングのされた華やかな柄の物を使うと、それだけで気分が上がったりします。男性の方は、衣類にこだわったり、おいしいものをお取り寄せして楽しんでも良いかもしれません。自分なりの梅雨の楽しみ方を考えてみてはいかがでしょうか。

さて、今回ご紹介するシティコンピュータの事業は、「採点/集計」と「英会話レッスン」です。

シティコンピュータの採点/集計

シティコンピュータの海外支社の一つがフィリピンにあります。フィリピンは、英語を公用語の一つとしており、首都マニラ近郊で使用されていたタガログ語を元に作られたフィリピノ語とともに学校で教えられ、多くのフィリピン人が英語を使用しています。メディアや教育の場では英語が主に使われますので、日本よりも英語が浸透しています。そんなフィリピンに拠点を設けた利点を生かし行っているのが、英語のエッセイやスピーキングの添削と採点を行う業務です。

エッセイの採点は、近年、英検で行われるようなライティングが各種試験に導入されることが増えており、お題に沿ってエッセイを書く試験の採点を、細かく定められた判定基準に沿って行っています。スピーキングは、受験者さんの話した内容を録音した音声データが届き、その内容を採点しています。こちらも、細かい採点基準に沿って、実際にスタッフが音声を聞きながら採点していきます。

採点基準は、依頼主の要望に沿って定められており、それに沿って正確に採点ができる優秀な人材をそろえています。

高い採用基準

英語関連の事業をフィリピンで行う事業者は他にもありますが、シティコンピュータが強みとするのが、英語力重視の高い採用基準です。一度の採用で複数の試験を行いますが、まずはTOEICテストを実施し、リーディングとリスニングの能力を測ります。ここでは、主にテストの結果が850点以上の方を採用しています。

ライティングの能力は、エッセイを書く試験を行っています。エッセイの採点は、実際に採点の業務に携わっている社員が行っています。過去に行ったエッセイの課題を聞きましたが、日本語で書こうとしても悩んでしまうような内容で、英語でその場で書くのは英語を専攻していなかったブログ担当では厳しいなという印象です。

スピーキング能力は、面接を行っているため、その時に同時に採点をしています。CEFRの内容に沿って判断をしており、流暢さを主にみています。

こうして、3つの試験でリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つの観点から英語力を判定し、優秀な方のみを採用しています。このような英語力が高い方のみを採用できるのは、多くの方が募集に対して応募してくださるからです。特に、コロナ以降フィリピン国外で働いていた優秀な方が国内に戻ってきているようで、昨年11月に行ったある採点に関するプロジェクトの募集では、80名採用のところ、350名近い応募をいただき、そのうち309名が新規で応募された方でした。

採用後の教育体制も充実

採用したら即業務というわけではありません。シティコンピュータでは、採用後、2週間の教育期間を設けています。採点の際の注意事項など、もちろん具体的な業務内容についても指導しますが、一番大切にしていることが、1つのミスが人生を左右することもあると、一人ひとりに自覚を持って業務に取り組んでもらえるように指導することです。

幸いなことに、シティコンピュータで働いてくださっている方の多くが、やる気のある方で、お客様からも、プロ意識が高いと評価いただいています。フィリピンでは、日本よりも教育課程が短く、大学も3年制ですので、応募される方も、20歳くらいの若い方が多く、活気あふれる拠点です。また、英語を専門に学んだ方以外にも、数学専攻など、様々な学問を修めた若者が就職しており、知識的にも人間的にも幅のある、働く方にとって魅力ある職場となっていると自負しています。長年シティコンピュータで働いているスタッフも多いのが特徴です。

シティコンピュータの英語レッスン

なぜ英会話レッスンを始めたのか

シティコンピュータで長く働きたいと思ってくださるスタッフは多いのですが、現在はプロジェクトベースでの雇用で、季節ごとに業務の量も変わるため、業務が少なく働けない時期が発生してしまいます。

その期間にも従業員のみなさんにシティコンピュータで仕事をしていただきたい、そして優秀な正社員を増やしたい、そんな思いから始めたのが、英会話レッスンのサービスです。普段から添削や採点を行っている英語力に優れたスタッフの皆さんの能力を最大限活かせる取り組みです。

どんなレッスン?

オンラインのビデオ会話システムを使用し、先生と1対1で定められた内容に沿って、授業を受けていただき、英語力UPを目指していただきます。オンラインなので、コロナ禍の今でも、安心してレッスンを受けていただけます。

CEFR-Jという世界基準の英語レベル判定を日本人に合わせて改良した指標を用い、生徒のレベルを把握し、一人一人の英語能力に合わせた授業を行っていきます。

特徴としては、フォローアップ制度が挙げられます。次のレベルまで向上するのに必要な時間などをアドバイスし、レッスン以外の時間に英語力を高めるためのヒントをお伝えしています。これは、レッスンの時だけ英語に触れても、英語は上達していかないという考えからです。普段からの学習を行いやすいよう、先生がアドバイスをしていきます。

実際に体験してみました!

どんなレッスンが行われるのか、実際に体験してみなければ…ということで、ブログ担当も英会話レッスンを受けてきました。学生時代は、英語で研究のプレゼンテーションをする機会もあり、英語である程度議論ができたのですが、あれから13年、英語を全く使わない社会人生活を送っていたので、すっかり忘れてしまっています。

まずは、カレンダー式の申し込みページにアクセスできるURLが送られてくるので、自分の予定に合わせてあらかじめ設定された枠の中から日時を選択し、レッスンの予約をします。コースが2種類あり、聞く、読む、書く、話す、の4技能を全体的に伸ばすためのクラスと、話すことに特化したクラスです。自分は標準的だという4技能を伸ばすクラスを選択してみました。

当日、その時刻になったら指定されたURLにアクセス、先生と初対面です!笑顔がチャーミングなルー先生です。簡単な自己紹介の後、今日の流れを説明されます。最初にテストを受けて実力を測るようです。本当に初歩の段階から、自分の意見を必要とするもの、状況を説明するものなど、内容や難易度が異なる複数の問題(ロールプレイングが多め)を行っていきます。

最後の方は、ちょっと自分には難しかったのですが、何とか終了、無事にレベルの判定ができました。あなたは現在こんな実力ですが、もっと上達するとこんなことができますよ、という説明をされます。次回の予約を忘れないでね、と注意があり、1回目の授業終了です。現在2回目まで終了していますが、文法なども英語で説明されるので、こんな時はこう説明するのね…と単語選びの参考になります。

授業では毎回宿題が出されて、レッスンの時だけではなく、普段から英語を使うことで英語を上達させようという意図が感じられます。自腹でしばらく続けようかな…と考えているブログ担当です。

最後に…

シティコンピュータは、日本だけではなく、海外にも複数の拠点を持っています。それぞれの土地にそれぞれの特徴があり、働く人も様々です。そんな人々の背景や特技、考え方を活かして、ビジネスを行っていきたいと考えています。

関連リンク

・英会話レッスン:C-ELA(シエラ)英会話(外部リンク)
・サービス紹介 :採点/集計
・ブログ    :フィリピン・マニラ支社が15年目を迎えました!